離島こそ風力発電・・・離島での風力の活用について 作成:2003/8
離島での電力発電は一般的にディーゼル発電です。燃料は重油。離島では転送コストが高く、ディーゼル発電の電気は割高です。また、ディーゼル発電は硫黄酸化物、窒素酸化物、ススなどが発生します。
こんな離島にこそ風力発電が適しているのではと思いました。
風力発電を用いれば、割高な燃料の調達が減らす事ができます。
また、観光という観点でも、化石燃料では無く、公害を出さない風力発電を採用することは、環境面、観光イメージの観点でもよいのではないでしょうか?
一方、風力発電にも離島では問題もあります。
風力発電は風が無ければ発電できない、つまり止まっている間の電気をどうするのか?という点。そして出力変動が大きいという点です。
この対策については、ディーゼル発電とうまく組合せて使う、あるいは蓄電池に電力を貯蔵し、電力を安定化させる事が考えられます。最近ですと、ナトリウム硫黄電池(NAS電池)やレドックスフロー電池といった大容量に対応できる蓄電池も開発されています(まだ、割高のようではありますが・・・)これらと組み合わせる事も考えられます。
■自然エネルギーアイランド
また、観光面での観点で考えると、離島では自然が手付かずで残っている点が訴求ポイントと思いますので、風力発電、太陽光発電、バイオマス発電、海洋温度差発電等の自然エネルギーで島の全量の電力を賄ってしまうというのはどうでしょうか?
例えば、今全島避難となっている三宅島の復興ですが、例えば、復興プロジェクトとして、自然エネルギーアイランドという構想をもって、逆に島のイメージアップになるのではないでしょうか。(災害の元凶となった、火山で地熱発電、地熱による電気を水素化して、燃料電池自動車、そして風力、バイオマス発電・・・これが実現できれば世界的にも有名な島になると思います)
⇒東京都知事さんとか、如何でしょうか?
■離島での風力発電導入状況
ハワイなどでも風力発電や海洋温度差発電が取り入れられているようです。
日本でも沖縄などの島の多くに風力発電が導入されています。
→沖縄本島、伊是名島、久米島、与那国島、波照間島、栗国島、与論島、渡名喜島、利尻島等。(結構導入されています。ただ電力会社の試験的使用が多いようです。)

<沖縄本島の風力発電設備{残波岬}>