2006.1.30 当面の間、小型風力発電機の応援を止めます。今、その性能に納得ができないことが大きな理由です。小型風力発電機は大型に比べ、その性能が曖昧です。それが今信頼を大きく揺るがすような事件に変わりつつあるようです。(事件の概要は特設コーナーと掲示板などを参考にしてください)
★2006.4家庭用小型風力発電による詐欺行為が発生しているようです。九州電力管内で、風力発電機を設置すると電気代がただになる、風力発電の電気を九州電力が買い取る・・・等のセールスをしているようです。参照・・・九州電力のHP
このほかにも、悪い噂がでています。もちろん、真剣に小型風力発電機を開発・販売されている人も多くいらっしゃるようですが、現状、何らかの対策を取らないと、小型風力発電(特に家庭用)は、かつての太陽光温水器と同じ状況になってしまうと思います。
<真摯に小型風力発電機を扱っていらっしゃる方へ>
・パワーカーブを公表してください
・平均風速2,3,4m/s程度の風速毎の想定発電量を公開してください
・系統連系の可能性と、連系する場合のコストを提示してください
・低風速でも回りだすことと、本当の意味で発電している状態が違うことを記載してください
・設備利用率が10%以下で、設備単価70万円/kWを超える場合は、太陽光と比較してどちらが良いか検討できるようにしてください
きちんとした説明をした上で、風力発電を提案いただくことをお願いします
きちんとした理解のうえでの販売は、当初は販売台数は少なくなる懸念もありますが、確実な販売を薦めていくことにより、着実に販売は積みあがっていくと考えます。

★2005.12補足★小型風力発電機について、いろいろ調査しました。しかし現時点で、納得できる商品がありません。したがって、小型風力発電機については、現時点では万人にあまりおすすめできません(特に家庭用)。用途・目的を明確にして購入・採用することをお勧めします。
理由は以下の通りです。
○多くの市街地では風が非常に弱く、十分な発電量を得られない
 仮に定格出力が1kWだとしても、それは風速10〜15m/sあたりで定義されているものが多いと思います。しかし、通常の風速帯が2〜3m/sでは数十W程度しか発電しない可能性があると思います。(これは風のエネルギーは風速の3乗に比例するため)
 経済性という観点では、市街地での小型風力発電は難しいと考えます。
○メーカーパンフレットに明確なパワーカーブと発電量の試算例がでていない
 もっとも重要な部分です。
○価格が高すぎる
 現状同じ出力では太陽光発電と同等かそれ以上という感じです。しかし、実際にできる発電量は太陽光発電の方が多いと考えられるので、割高な投資になってしまう可能性があります。
○安全性に対して不明な点が多い
○耐久性・長期的な修繕に関する情報が殆ど無い
○系統連系できない(あるいはできるとしても、割高になる)
 太陽光発電は、電力会社の電気と接続できる(系統連系)できるため、電気を上手に利用できます。また、発電した電気を電力会社に売却することもできます。
 しかし、小型風力発電機の多くが、独立電源となっています。この点も利便性や経済性の絡みから十分とはいえません。

従い、小型風力発電機は、モニュメントや教育・啓蒙用あるいは電線の無い山小屋等での利用以外には、まだあまりお勧めできません。家庭用で小型風力発電機器を設置される場合は、十分な検討をされた方が良いと思います。
小さな風車
大規模な風力発電のほかにも、家庭用などで使える規模の小型風車もあります。
国内メーカーでは、ゼファー社の風車が有名ですね。(雑誌にソニータワーのビルの屋上に設置されているのが紹介されていました)
補足2005.09)小型風力発電は、調べてみると、経済性という観点ではまだまだ厳しいようです。特に住宅地は比較的風が弱い地域が多いので、風力発電の真価がなかなか発揮できないようです。むしろ、住宅用では太陽光発電の方が良いと思います。(ただし、経済性という視点だけを見ると太陽光発電も必ずしも経済的ではありません) 
札幌大通り公園のホワイトイルミネーション(冬期のみ)で使用されている風力・太陽光ハイブリット発電設備です。
これで、小型クリスマスツリーのイルミネーションを行っています。
札幌の市民団体が主催しているものです。
詳細な写真
ゼファーの風車の現物を見てきました。なかなかかっこいいデザインですね。
この写真の風車で500Wの発電ができるそうです
微風でも風車が回る仕掛けがあるそうです。やっぱり風車は回ってないと様にならないですからね(^^;;(2003/11)