<風力発電トピックス>
風力発電のニューススクラップや風車の雑感などのページです
20万アクセス記念 壁紙プレゼント(2006/02)
この風車はどこの風車でしょう?
つくば市の風車が回っていない。続報
 
この小型風力発電事業ですが、環境省の平成17年の補助事業採択案件だったそうです。費用の補助は設備費用の2/3。補助金額は恐らく億の単位ではないでしょうか数ある補助金の中でも非常に高率ですね。
地域通貨の発行や小中学生も巻き込んだビジネスの考え方は大変面白いとおもっただけに残念です。一番、ショックを受けているのは子供たちかも知れない。

つくば市の風車が全く回っていない。環境詐欺?
(新聞記事より)
■「つくばの小中19校に設置 風力発電機 『風任せ』で“空回り”? 発電量予定の600分の1 多額の税金使っているのに…」2005/11/10, 東京新聞朝刊
■発電風車、風足らず? 期待量の600分の1 つくば市で稼働4カ月 /茨城県
■「風力発電事業 年度内に存廃判断へ 茨城」中日新聞
この記事は知れば知るほど、腹が立ってきます。
風車の発電は、風速の3乗に比例する。もっとも基本的なことです。
他の記事でも見ると、この場所には風速2〜3m程度しか吹かないようです。経験的にもつくばのような内陸平坦地では、良くてもその程度だと思います。
しかも、ちゃんとした風況調査もしていないようです。(計画ではつくば市内の学校の電力の1割を賄うとも言っていますが、今頃になって風況調査をする始末)
NEDO局所風況マップで見ても、高さ30mで、風速3.5〜4.5m/s。
これはどうあがいても、発電は期待できないでしょう。
はっきり言って、これは犯罪ではないかと思います。私は、もうこれは撤去すべきでは無いかと思います。
★小型風力発電には深刻な問題点があります。この部分を一度、検証し、できるだけ正しい情報を提供しようと考えていました。その矢先にこの事件が発生。嫌な予感が現実へとなってしまいました。風力発電のファンとしては、耐えられない事件です。

恵山の風力発電会社(第3セクター)の経営破綻の解析

NEDOの局所風況マップを使い始めたのですが、これって全国各地の風が分かるんですね。いちばん気になっていた恵山の風車について調べてみました。

緑色は風速5〜6m/s、黄色は6〜7m/sです。一般的には風力発電は平均風速6m/s以上が望ましいとされています。
これを見ると、明らかに風の無い場所に建てていますね。現場を見ましたが、どう考えても風が無い印象でした。データは如実にそのことを表しています
いろいろな人に聞いても、恵山の話は、みんなおかしな話だ、ありえないという意見が多いです
★過去のニュースなどから、恵山の風車はもう少し深く調べてみようと思います
三菱重工業の風力発電のページがリニューアルしました
http://www.mhi.co.jp/power/wind/index.html
風力情報の項では、風力発電について詳しく書かれていて参考になると思います。
また、横浜市の工場に日本最大級(2400kW)の風車を設置するそうです。2000kWの風車を見たことがありますが、かなりでかいです。それより大きな風車との事ですので、迫力がありそうですね。

江差の風車も回っていない
江差の風力発電会社、風車の性能発揮できず 毎日新聞2004.5.22
第三セクターの風力発電会社「江差ウィンドパワー」の風車がやはり回っていないそうです。以前、何かの記事で風車が密集しすぎて回らないという記事を見て心配していましたが、相当回っていないようです。
平均風速4.7m/sとの事。風力発電は一般には平均風速6m/s以上必要といわれているので、この数値は致命的です。
きちんと風況調査を行っていたのでしょうか?第三セクターですし、何か道路などのような公共事業のいい加減さがでている気がしてなりません
また、記事では、対策として、風車を移すという項目がありましたが、まさに根本的に
風のある場所に移設すべきだと思いました。

不安が現実に・・・恵山の風力発電の第三セクターが破綻
「風力発電の三セク破たん=稼働2年で負債5億円−北海道・恵山町(時事通信2004.3.26)
とうとう不安が現実になってしまいました。
北海道恵山の風力発電が回っていない!(毎日新聞2003.11.21)
以前、恵山の風車は2度見に行きましたが、回っておらず、また立地も適当でないと感じて心配してしまいました。
記事内容「風力発電事業を行っていた北海道渡島管内恵山町の第三セクター「恵山クリーンエネルギー開発」(社長・工藤篤同町長)は26日までに、風が予測より吹かず、計画通りの発電量と収入を確保できないとして、函館地裁に自己破産を申請した。負債総額は約5億円とみられる。同社は町内に風車2基を設置、2002年4月から稼働させたが、2年足らずでの破たんとなった。 (時事通信)」
この問題は極めて深刻です。風力発電が成功する為には「風が吹いている事」これが何よりも重要です。つまりこのことは、風が無い=永久に事業として成り立たない という事を意味しています。この恵山の風力発電設備は残念ながら、第三セクターということもあり、はっきり言えば、無用な公共施設、無用なモニュメントといえるでしょう。風が予想より吹かないというのは、風況調査が不十分だったのかも知れません。あるいは風が無いのに、公共事業が欲しい、モニュメントが欲しいという欲望が先に走ってしまったのかも知れません。
いずれにせよ、この風車はこのままにして置くべきでは無いと思います。
早急に風の吹いている別の場所に移設すべきだと思いました。

関西電力が風力事業に参入。エコ・パワーの株主に(2004.2.26共同通信)
関西電力が、風力発電事業者大手エコ・パワー(荏原系)の3月末に行う5億円の増資を引き受ける。約20%(20.6%)の株主となると発表。
→現在、RPS法(電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法)が施行され、電力会社は今後一定割合の再生可能エネルギーを買い取る義務が生じます。この中で風力発電も大きく寄与するものと思われます。
今回、風力発電に参入することで、自社の買取義務量の達成を図ることが狙いなのかも知れませんね。
先般、東京電力が、大手商社トーメンの風力事業会社に出資し筆頭株主になっています。(現在は60%保有)(※ユーラスエナジーホールディングス・・・世界最大の風力発電事業会社)
今後、電力会社も風力発電に本格的に参入する動きなのでしょうか

関西電力のプレスリリースはこちら


権利と義務(2003/12/15)
現在、風力発電事業は、電力会社が、入札で事業募集。多くの風力発電事業者が入札し、活況を呈している。
しかし、入札で落札したにもかかわらず、これを辞退するという事例がでてきた。これは残念でならないです。
風力発電の入札(一部は抽選制)という形で、風力発電事業者は電力ビジネスに参入する権利を得た。一方、電力ビジネスは公共性の高い事業。落札した企業は、やはり確実に電力を供給するのが義務と考えます。
権利は同時に義務を生じるものだと思います。
風力発電では無いですが、電力会社が募集するIPP(卸電力事業)でも落札した企業が電力供給を辞退するという事例がでています。
風力発電でもこのような辞退の事例がでてきて残念です。
九州電力プレスリリース2003/12/12「(株)グリーンエナジーの風力発電所建設工事の中止について」
九州電力プレスリリース2002/3/6「大島村の風力発電所建設計画の中止について」
権利と義務・・・電力のIPP{卸電力}事業での問題点について

北海道恵山の風力発電が回っていない!(毎日新聞2003.11.21)
恵山町が出資する「恵山クリーンエネルギー開発」の風車2基(2900kW)は2002年に運転開始したが、発電量が計画の24%にとどまり、4500万円の赤字を計上した。
(計画発電量 年間680万kW 2002年実績 165万kW)
事前の風況調査では、平均風速が、5.9m/s(一般的に風力発電が事業性が出るといわれるのは風速6m以上)に対し、実績は平均風速3.5m/sだった。
→風力発電の事業性は一般に平均風速6m/s以上と言われている。平均風速3.5mというのは、余りにも異常。本当にきちんと風況調査をしたのか疑問が残る。(風力エネルギーは風速の3乗に比例するので、この風速は致命的数値!)
以前、恵山の風車は2回ほど見に行ったが2回とも回っていなかった。(1回は風が期待できる冬)建設場所も素人ながら疑問を感じる場所で、当時、非常に不安を覚えた。
この案件は徹底的に原因を調べるべきだと思う。

※関連記事が北海道新聞にもでていました。なんだかいろいろ問題がありそう。嫌な予感
風力発電、計画の2割 赤字4600万円 恵山町第3セクター
町が赤字補てん、議会には未報告 風力発電で恵山町、企業と覚書

本初、洋上風力発電 瀬棚港内で1号機試運転{北海道} (毎日新聞2003.11.8)
 北海道南西部に位置する瀬棚町で、洋上風力発電2基が完成、試運転を始めました。
デンマーク製の風車 600kW 2基 計1200kW。総工費 6.78億円
洋上風車では日本初。
 
洋上風車はヨーロッパで開発が進んでいます。日本でも洋上風車が普及するといいですね。洋上風力発電のメリットは、安定した強い風、建設での制約条件が小さい(騒音、景観等)、資源量の多さ(日本は海に囲まれていますので洋上風力発電の適地は多いと思います)
そういえば、東京湾アクアラインを先日、車で利用しました。ここはいつも非常に風が強いです。アクアライン沿いに洋上風車を立てたら、目立つし、面白いだろうなと思いました。

九州電力、風力発電買電方法を入札から抽選方式に(日刊工業新聞2003.11.5)
九州電力の風力発電購入方法は従来入札制度でしたが、これを入札制に変わるそうです。03〜06年受給分の申し込みは九州本土分で5万kW。入札は52件、約67万kW。
抽選方式の導入は、売電を希望する風力発電事業者すべてに門戸を開放して公平さを確保するためとのこと。
→これはちょっと疑問も感じました。本来はコストパフォーマンスの良い風力発電を優先的に採用することが、九州電力にとって一番良いでしょうし、公平ではないかと思います。
また、抽選方式を採用したのは審査対象が抽選当選事業者のみで済むからとの事
→審査というのは、かなり難しいものなのでしょうか。経済性の良いものを選ぶのであれば、手間をある程度かけても良いのではと思います。
しかし、これより先に北海道電力も入札制度から、抽選制度に変更しています。今後、他電力会社も抽選式がスタンダードになるのでしょうか。
なんだか不思議な感じがします。

平成15年度 風力発電プロジェクトにおける落札候補者ならびに連系候補者の決定について(東北電力2003.10.31)
東北電力の風力発電入札の結果が出ました。トーメン・東京電力系のユーラスエナジーが強いですね。
<2,000kW以上の風力発電プロジェクト【落札候補者】>
落札候補者名    立地点       出力合計(kW) 受給開始予定時期
(株)エムウインズ 秋田県山本郡八竜町  25,500   平成18年 9月
日本風力開発(株) 青森県上北郡六ヶ所村 2,850    平成17年 2月
(株)ユーラスエナジージャパン 青森県上北郡野辺地町
                     50,000   平成18年10月
(株)ユーラスエナジージャパン 青森県下北郡東通村
                    12,000    平成18年10月

一方、小規模風力発電もいろいろな企業が参加しています。今回はNPOの落札がありました。
<2,000kW未満の風力発電プロジェクト【連系候補者】
連系候補者名   立地点     出力合計(kW) 受給開始希望※時期
いわき市     福島県いわき市  40     平成15年10月
(株)ウイネット 秋田県秋田市   1,500    平成17年 2月
(株)ウイネット 秋田県秋田市   1,500    平成17年 2月
(株)ウイネット秋田 秋田県秋田市  1,500   平成17年 2月
特定非営利活動法人(NPO)
グリーンエネルギー青森 青森県下北郡大間町
                  1,000    平成18年 2月
コスモ石油(株) 山形県酒田市   1,500    平成16年 3月
庄内風力発電会社 山形県酒田市   1,350    平成17年 3月
新潟新エネルギー開発協同組合
         新潟県岩船郡荒川町 480    平成16年 3月
富士電機システムズ(株)
         秋田県由利郡西目町 1,500   平成16年 3月


デンマーク「風のがっこう」の主催者 ステファン・スズキさんの講演会のお知らせ(2003..10.30)
デンマークの環境教育施設「風のがっこう」の主催者、ステファンスズキさんの講演会が下記日程で開催されます。風力や環境問題に興味のある方におすすめです。
日時は11月18日 18:30〜
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
  (小田急線「参宮橋」から徒歩7分)
以前、ステファンスズキさんの講演会を聞いたことがありますが、非常に充実した内容でいろいろ考えさせられました。

参照URL:http://www.fsinet.or.jp/~fumihito/kaze.htm

風力発電が完成間近 3基目の翼設置、急ピッチ/東伊豆(静岡新聞2003.10.4)
東伊豆町で3基目の風車を建設中。
※静岡県でも風力発電が増えていますね(御前崎や竜洋町などにも風車が建設されています)

南淡町の風力発電施設、夜間稼働停止3カ月に 地元住民の騒音苦情で /淡路(2003.8.15)
淡路島・南淡町にある風車の騒音で問題になっているようです。(近隣に民家があるため)風車というと人のすんでいないところに建つのが多いので、騒音の問題はあまりないだろうと思っていたのですが、やはり狭い日本、民家の近くにも風車が建ってしまうんですね。
騒音問題は、個人的感覚に依存しますので、かなり気をつけないといけないです。仮に国の騒音規制値をクリアーしても、音に敏感な人にはうるさくなってしまうことがあります。
基本的には、民家との距離を取る事しか解決策はないので、この案件ではどう対処するかですね、注視する必要があると思います。現在は夜間運転を停止しているようですが、これだと風力による売電収入が減ってしまいますね。

「風のがっこう」
デンマークで環境教育を行う施設「風のがっこう」を運営するステファンスズキさんの講演会を聞いてきました。デンマークの風力発電事情など大変勉強になりました。デンマークでは陸地の風車が既に飽和状態で海上に巨大風車を作ろうとしていること、これによってデンマークなどの風車の生産が追いつかなくなる(実際にドイツのエネルコンという会社は日本への輸出を止めたみたいですし)などなど・・・日本で感じるエネルギー事業と何か全然違うな〜という印象でした。
詳細は改めて・・・(2001/11)

<室蘭の風車>
室蘭の風力発電所を見てきました。白鳥大橋という橋のライトアップやパークゴルフ場の照明などに利用されているそうです(余った電力は余剰電力で北海道電力に販売)。1000kWクラスの風車があるのですが、回転がゆっくりな感じなので、なにか優雅な感じでいいですね
白鳥大橋と風力発電所


それと、風車は室蘭港の入り江の奥にあるのですが、だんだん近づくと、街の建物の上から、羽の一部が回っているのが見えてくる。やはり目立ちます。風車があるのを知らない人だと、一瞬「なんだこりゃ?」ってびっくりするかも知れませんね(2001/11)

ひょんなことから、日本の風力発電ビジネスのさきがけとなる「エコ・パワー」社の創業者///)(01/09/09)

最近、忙しくて全然更新してないです。でも風力発電、急激に増えましたね。大規模なウィンドファームが目白押しって感じ。苫前の規模のものが全国に広まっている。一方、それに伴い問題もいろいろでているようです。
まず、電力会社の風力の入札による制限が始まったこと。入札により、コスト競争原理を持ち込むことはやむを得ないでしょう。しかし、発電枠を設けて、これ以上の風力が増やしずらくなった点は気がかりです。電力会社の事情もあるでしょうが、もう少し受け入れて欲しいものです。
業者側の問題では商社などの大資本が参入してきて、それ自体は良いのですがもともと風力発電は地域に根ざしたものという印象だったのが、営利目的が前面にでてきている印象を受けます。IPP(卸電力事業)のときであったように、地元や環境団体などの反対が出たりしているようです。
参入業者も増えた点も、それに伴い実力の伴わない業者、単にブームに乗っかってる業者もでてきているのでは無いでしょうか?北海道電力の風力電力入札を落札したどこかの事業者も落札したのはいいけど、資金面などいろいろ問題がでて計画縮小とかいろいろ記事になっていたのも見受けます。
個人的意見としては風力発電は地域に根ざしたエネルギーというイメージが強いですし、自治体の風力発電事業のさきがけもである立川町のように、地域全体で盛り上げて推進されていくというのがいいなあと思います。(01/08)

エコ・パワーのホームページができたそうです
風力事業の内容のほか、風についていろいろな視点を当てていたり、各地にある風力発電所について地域情報を含めて紹介しています(00/10)


留萌の風車を見てきました
留萌にある風力発電設備(エコ・パワー社)を見てきました。牧場の中にあり、自然ととてもマッチしていました。こういう風景が風車には似合いますね

最近は大型ウィンドファームが増えて風力発電ブームとも言える感じです。苫前も見てきましたが、トーメンの2万kWに加え、でんぱつ関連の3万kWも建設され、圧巻される感じですが、一方こういった感じのところもなかなかいいです。
大規模ウィンドファームと同時に、小規模な風車設備か各地にたくさんできるといいなあと思います。
風車のある牧場、風車のある公園、風車のある海岸・・・そんな感じでどこでも風車がある光景が一般的になれば・・・なんて思ってます。(00/8)
<留萌風力発電研究所:留萌市札受牧場内>


風力発電のシンポジウム(北海道)に行って来ました
ドイツの事例を紹介し、国内関係者によるパネルディスカッション。
ドイツはこの10年で急激に風力発電を増やし、今では世界一の風力大国になっています。発電規模で440万kW。日本でも風力発電のポテンシャルは大きいのですが、まだまだ規模的には微々たるもの。この差は何なのかについて議論されました。
当HPでもこの点について考察していきたいと思います(00/7)

風力発電も競争の時代に
北海道電力では風力発電の入札がはじまり、6万kWの募集に13件22.8万kWの申し込み。最終落札は伊藤忠商事&NKK(幌延町) 2.1万kW。斐太工務店(江差町) 2.1万kW。丸紅(稚内市) 1.5万kWの3事業体。落札価格は11.60円/kWの上限価格に対し、8円後半から9円前半程度とのこと。