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就職明暗  
道内高校生の就職vs道庁天下り就職

北海道は非常に就職が厳しい状況です。特に新卒の就職は厳しい状況です。高校生の就職内定率が30%台。これはちょっと異常ではないかと思います。
しかし、拓銀(北海道拓殖銀行)の破綻などにみられるように北海道の経済には明るい兆しはまだ見えてきません。就職の厳しさは当面続きそうです。
一方、道や市町村では雇用対策を強く謳っています。北海道知事も雇用問題を重点課題にしているといっていたと思います。この結果をどう受け止めているのでしょう。
しかし、この厳しい雇用情勢のなか、ある場所だけは別の世界のようです。それは、道庁の天下り。最近、新聞などで話題になっていますが、土木関係などを中心に多数の道庁のOBが、天下っているそうです。高齢者の再就職は極めて厳しいといわれている中で、高額な給料とVIP待遇が用意されている。実に羨ましい限りです。どの程度の就職率なのかは知りませんが、希望すれば100%再就職できるのはないでしょうか?
高校生の就職難とはまさに好対照な印象です。
しかし、北海道の未来を支えて行くのは、これから就職していく若い世代です。その若い世代が就職できないことは北海道の未来を暗くするものです。
一方、天下りによる再就職者の仕事は、北海道の未来を明るくする仕事でしょうか。その天下った人達の仕事は北海道の未来を作っていくものなのでしょうか。
そうでなければ、天下りなんかやめて、若い世代に道を譲るべきでしょう。恐らく天下りで就職した人達の給料であれば(新聞などで見るとすごい金額のようですね)、高校生なら何人も雇用できるのではないかと思います。そしてその若い世代に北海道の未来に繋がる仕事を与えて行く。そうあって欲しいものです。
今の北海道を見ると、公共投資に依存し、それを所轄する行政の権限が強く、天下り天国になっているという印象があります。そしてそれこそが北海道が自立できず、もがいているのではないかと思います。
今の二つの就職状況を見ていると、北海道の将来は暗いなと感じます。(99/12)

※60歳代の有効求人倍率は0.06%(99/10)だそうです。
※北海道庁の課長級以上の退職者の再就職率はほぼ100%だそうです。
  就職先の大半は、道庁の指定登録業者や関与団体だそうです。 
   (北海道新聞より)